弓道部の毎日の練習メニューを紹介します。


部長が出席を取って、練習開始の号令をした後に、必ず全員で行います。
道場に集合して的に向かって正座をし、5分ほど意識を集中させるイメトレです。
自分が弓を引いている姿を想像して、
的に中る前向きなイメージを頭に覚えこませます。
ただし、朝練の時には時間が厳しいので省いています。
アップです。各自で好きなように行います。
この時使われるのが「ゴム弓」と「ゴムチューブ」です。

●ゴム弓・・・・・・・軽いアップ。フォームをチェックしたり
            コンディションをチェックするのに役立つ

●ゴムチューブ・・・ムキムキになりたい人お勧め
            実は自転車のタイヤでできています

同じくアップ。各自で好きなように行います。

●素引き・・・・・矢を番(つが)えずに弓を引く動作
          野球でいうと、「素振り」かな?

●押し手練・・・ 「押し手」と呼ばれる左手の練習
          押し手とは、弓を押す手のこと
          押し手がしっかりしてないと、矢もしっかり飛びません

●勝手練・・・・・「勝手」と呼ばれる右手の練習
          勝手とは、弦を持つ手のこと
          弦をスムーズに離せないと、矢もスムーズに飛びません
          



●巻き藁(わら)とは?
   左の写真のように、巻いてある藁に向かって射るアップ練習です。
   この時は、的を射るときに使う矢とは異なる矢を使います。
   (「棒矢」と呼びます)

●的前
    的前とは、文字通り「的の前」のこと。つまり本番、射場です。
    2年の中には、アップをせずにすぐ的前に入る人もいます。
    基町は進学校なので、他の私立などと比べると、
    練習量(「矢数」といいます)が圧倒的に足りません。
    そのため的前に早く入り、矢数をかせぐことが肝要なのです。